オーディオブックという読書スタイル

記事内にアフィリエイト広告が含まれています。

★ オーディオブックとは

オーディオブック、利用していますか。本を朗読した音声データという形で販売されているものです。以前は目の不自由な人“だけ”に向けたもの、というイメージもあったようですが、当然ながらそんなことはありません。誰もが楽しめるものです。

米国では、オーディオブックは“耳で聴く本”としてカセットテープの時代から親しまれていました。自動車通勤の際にカー・オーディオで”読書”を楽しむことが普通に行われているそうです。車社会ですからね、そのニーズは高かったのでしょう。日本でも、電車通勤・通学のお供にピッタリですよ。

そんなオーディオブック。昔はCDの形で販売されていました。それが今ではMP3形式によるデータ配信も進んでいて、音楽データをダウンロードして楽しむのと同じように、新作ベストセラーや日々の新聞までも楽しめるようになって来ています。専用アプリが用意されていたり、i-tunesに取り込んで聴いてもOK。スマートフォンで、パソコンで、タブレットでいつでもどこでも利用可能。

特徴としては

  • ページをめくったり、そもそも“本を持つ”必要がないので、手がフリー。通勤・通学の満員電車でも問題なし。
  • 灯りが必要ないので、暗い場所でもOK。寝室だったり、フライト中に消灯されちゃった時間帯だったり、そんな場所・場面でも楽しめます。
  • 普通の朗読形式だけではなく、複数の声優さん(?)が登場したり、効果音が入っていたりと、ラジオドラマ仕立てになっているものもあり、さらに“読書”が盛り上がります。
  • 英語やらフランス語やらの外国語によるオーディオブックだと、語学の勉強にもなります。

などなど。

これは危ないので余りおすすめはできませんが、私は散歩しながらオーディオブックで“読書”してます。おすすめしない理由は、危ないってのもありますが、意外な(?)副作用があるんですよ。耳に入ってきた話と、その時に歩いていた場所とが頭の奥底でリンクしちゃって、そのシーンをもう一度聴いたり、読んだりすると、歩いていた場所が頭の中に浮かぶんです。逆に、その場所を再訪すると、急に利休の切腹シーンが頭に浮かんだり。これ、「利休にたずねよ」を聴いていたせいです。

★ 利用可能なサービスは?

さて、そんなオーディオブックですが、どこで手に入るでしょうか。CDの形になっているものはAmazonでも買えますし、大手書店でも取り扱っています。

より便利なのは配信サービス。データをダウンロード販売する形式です。品揃えもCD形式に比べて豊富ですし、購入や取り扱いも楽です。
配信形式のサービスとしては以下の二つがメジャーです。

Amazon Audible (オーディブル)

Amazonによるオーディオブック配信サービス。Amazonプライム会員になった上で、さらに月額1,500円の定額ポイント制。配信しているのは、下記audiobook.jpから提供されたものが多いみたい。一ヶ月無料お試しが可能。

なお、米国AmazonのAudible.comとは別物です。中身が全く違うので注意が必要です。

audiobook.jp

一冊ずつ購入することが可能。定額コースもあります。以前は“FeBe”という名称でしたが、リニューアルされました。
いわゆる“朗読”だけではなく、複数声優出演による、ラジオドラマ的な感じになっている作品もあり、楽しく聴くことができます。


Amazonプライム会員ならば、一ヶ月無料お試しをまずはおすすめ。そうでなければaudiobook.jpでまずは一冊、試しに買ってみるのがいいでしょう。気に入ったら、本格的にどうぞ。

私は、日本語の作品はaudiobook.jpで、英語の作品は米国AmazonのAudible.comで、それぞれ一冊単位で購入しています。


コメント

  1. […] 実は先日、「オーディオブックという読書スタイル」の記事でも紹介したオーディオブック配信サービス – audiobook.jpの株式会社オトバンク主催の、オーディオブックの中から自分のおす […]