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天皇の歴史1 神話から歴史へ

★あらすじ「古事記」「日本書紀」には、初代の神武天皇(カムヤマトイハレヒコ)からの伝承が語られている。一方で、歴史の教科書には普通、卑弥呼に始まり、倭の五王の事蹟が取り上げられている。後者は中国の歴代王朝の正史に記されたもので信憑性が高い。...
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ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~

★あらすじ時は2018年。前作から七年の時が過ぎている。北鎌倉で古本屋「ビブリア古書堂」を今も営んでいる主人公の篠川栞子と五浦大輔は結婚し、一女(扉子)を設けていた。その子ももう六歳。外見は母親の栞子そっくり。そっくりなのは本に対する興味(...
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フェイクニュースを科学する

★あらすじ嘘やデマ、陰謀論やプロパガンダは昔から存在した。これらがインターネット上で拡散していくものをフェイクニュースと一括りにされて語られることが多い。しかし、フェイクニュースは内容や伝達の問題だけではなく、情報の生産者と消費者が複雑に絡...
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プラド美術館の三時間

★あらすじ原著初版は1923年。本書は1971年発行の第十一版を元に翻訳されたもの。“わたし”は友人を伴ってプラド美術館を訪れる。観て回れる時間は三時間と限られているとしよう。そんな場合、どこをどう観て回れば良いのかを紹介したい。芸術には二...
オーディオブック

戦場のコックたち

★あらすじ主人公のティモシー・コール(ティムまたはキッドと呼ばれている)はアメリカ南部の生まれ。生家は雑貨屋で、料理好きな祖母の影響で料理に興味を持っていた。時は第二次大戦の最中。若者は次々と志願兵として戦地へ旅立っていった。そして彼もそん...
オーディオブック

スマホを落としただけなのに

★あらすじ稲葉麻美は派遣社員として働くOL。彼氏の富田誠と結婚の話が出るくらいの付き合いとなっていた。そんなある日、富田のスマホに電話をかけると、なぜか聞き覚えのない男が出た。どうやら富田はスマホをどこかで落としてしまい、それを拾った人が着...
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新・平家物語

あらすじ・書評・感想
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論証のレトリック 古代ギリシアの言論の技術

★あらすじ無思慮な発言は無用だが、知恵を伴う言論はなくてはならない。古代ギリシア人たちは、教養のある弁論家に栄冠が与えられると考えた。語られる対象は専門外のものであることもある。そんな時でも語れる技術が「レートリケー:レトリック・弁論修辞術...
オーディオブック

チョコレートの真実

★あらすじ三千年前、オルメカ人の主食はトウモロコシ。彼らはそれをすりつぶして食す。そこにカカオの豆を砕いたものから採れた脂肪分を加えた。覚醒作用、高栄養、そして気分を良くするものとして認識していたようだ。マヤ人も然り。当時からカカオは貴重で...
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ビブリア古書堂の事件手帖7

★あらすじシリーズ七作目にして完結編。強欲な古書店主だった久我山尚大。欲しいと思った本は手段を選ばずに手に入れ、そして売る時も相手に無理矢理にでも押しつける。そんな彼が遺品として残したのはシェークスピア作品の初版の複写本だった。それは、コピ...
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