歴史

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戦時下のアルザス・ロレーヌ

★あらすじ1871年のフランクフルト条約で「アルザス・ロレーヌ(の北部1/4)」としてフランスからプロイセンに割譲された時に一緒にされたが、アルザスとロレーヌは歴史や文化を異にする地方で、一体感がある訳ではない。ロレーヌはフランス語のみの話...
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天皇陵

★あらすじ現在、天皇陵とされている古墳は宮内庁によって「聖域」とされ、一般向けにはもちろん、学術調査目的でも立ち入りはできない。文化財保護法の対象として指定されれば、保存と活用(公開)が為されることになるが、少数の例外を除いて史跡指定はされ...
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ケルトの水脈

★あらすじケルトブームが、西欧文明批判を志向した欧州で起きているが、本書では歴史的文脈の中で再度、ケルトとは何かを問うことにある。現在もフランスのブルターニュ地方では「異教的」な民族的事象が多く見られるが、キリスト教以前の習俗==ケルト文化...
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東南アジア 多文明世界の発見

★あらすじ東南アジアは中国とインドとに挟まれた位置にあり、両世界から種々の文化を受け入れ、地域社会を形成していった。自然に恵まれていて、戦火などの特別な状況を除いては、基本的に衣食住に困窮することはなかった。そのため、各地域で多種多様な文化...
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現代語訳 吾妻鏡 3 幕府と朝廷

★あらすじ文治二年(1186)正月小 二十九日 戊申、源義経の所在は依然不明であり、そこで静御前を鎌倉に連れてくるよう、在京の北条時政に命が下る。また、その旨を後白河院に申し上げるべく、藤原経房に伝えた。当時、幕府と朝廷の交渉は、幕府側が北...
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斎藤氏四代

★あらすじこれまで、斎藤道三については、「まむし」と呼ばれ、戦国の下剋上の体現者信長の正室 濃姫 の父若き信長の才能を見抜き、バックアップした人などとして知られていた。しかし、斎藤道三が生きたころの美濃の情勢については、一般にはほとんど知ら...
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現代語訳 吾妻鏡 2 平氏滅亡

★あらすじ「現代語訳 吾妻鏡 1 頼朝の挙兵 | Bunjin's Book Review」に続く、二巻目。第一巻(吾妻鏡 第二)は寿永元年(1182)で終わっている。なぜか、一年分、ブランクがある。この時期は木曽義仲が活躍した頃。のちに鎌...
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隣人が敵国人になる日

★あらすじ物語の舞台は、現在のウクライナとポーランドの辺り。東中欧と呼ばれる一帯だ。第一次大戦前はオーストリア=ハンガリー帝国がそこにあり、その皇太子夫妻がサライェヴォでセルビア人テロリストに暗殺された事件がきっかけで第一次大戦へと発展して...
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古代史マップ

★あらすじ約1万2千年前に氷期が終わり、それまで狩猟生活を送っていた人類は農耕に依って暮らしを立てられるようになる。すると、人々の定住・村や都市の拡大へと続いていき、ついには大河の流域や河口付近で文明と呼べるものが花開いたのだ。紀元前4千年...
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現代思想2020年1月臨時増刊号総特集明智光秀

★あらすじ対談 小和田哲男+柴裕之 明智光秀は私たちに何を教えてくれるのか三英傑(織田信長、豊臣秀吉、徳川家康)を中心に話が作られていたのは大河ドラマだけではなく、歴史研究についても同じ。明智光秀のような"脇役"、"周囲の人々"にも目を向け...
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